この記事では、アマゾンプライムで配信中の映画トゥモロー・ウォー(The Tomorrow War)のあらすじ・ネタバレ・感想を書いています。
※ネタバレなども多く含んでいるのでネタバレしたくない方は注意して読んでいただくようお願いします。
「トゥモロー・ウォー」のあらすじをまとめるとこちらです。
- 未来から戦いに参加してほしいと依頼が来る
- 未来への徴兵制度が始まる
- 妻子に別れを告げ未来に旅発つがそこにいたのは30年後の娘の姿…
それでは内容について詳しくご紹介していきます。
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トゥモロー・ウォー あらすじ
ある日、30年後の世界から助けを求めて2022年の世界にやってきた未来人たち。
子孫を救うため、一般人までもがエイリアンと戦うため未来へ送り込まれます。
妻子を持つ高校教師ダンも、未来へ徴兵されることになりましたが、行った先の未来で指揮をとるのは成長した娘ミューリでした。
トゥモロー・ウォー ネタバレ
2022年12月
高校の生物教師のダン・フォレスターは、9歳の娘ミューリと一緒にサッカー中継を見ていると、突然ゴールの上空から戦闘服を着た軍人達が現れました。
彼らは、30年後の未来から来た人類で、30年後の世界は「ホワイトスパイク」というエイリアンと戦っており、人類は滅亡寸前だと言います。
そこで2022年に生きる祖父母・父母に、助けを求めてやってきたのです。
ダンに徴兵の知らせが届く
12か月後
人類の生活は未来人の訴えによってすっかり変貌してしまいました。
- 未来人によってジャンプ台(未来への転送施設)が建設
- 第1軍として1,000名が未来へ送られたが、無事に帰還したのはわずか数名
- ジャンプに適した人材でないと未来に行けない為、民間人からも参加が求められる
- 毎週数千人の民間人が兵士として派遣されているが、未来の人口は50万人を切る
- 兵士の生還率は20%以下となり、世間の徴兵への反発も高まっている
ダンの勤務する高校でも、未来を悲観して授業が身に入らない生徒ばかりです。
徴兵され、亡くなった身内もいる生徒たちもいます。
火山について話したがるマーティン以外は皆気持ちが沈んでいます。
ダンが生徒たちを慰めていると突然携帯が鳴り、ダンにも徴兵の知らせが届きました。
父との確執
軍の地方支部へ行ったダンは、未来人による適性検査を受け、その時にダンが7年後に死ぬという事を知らされます。
腕にジャンプ転送装置を取り付けられたダンは、24時間後にはもう基礎訓練が始まると言われ、もし逃げたら懲役刑に処されるか、成人した家族が変わりに任務を代行させると言われます。
徴兵された人のうち、戻ってこられるのは僅か30%で、もし生き残ったとしてもPTSDに苦しむと聞いた妻エミーはダンに3人で逃げようと言います。
猶予が一日しかない為逃げ切れないというダンに、エミーは絶縁しているダンの父ジェームズを頼るように言います。
ダンは、金持ちの機体整備士をしているジェームズにジャンプ装置を外してもらおうと訪ねますが、家を出ていった父との確執があり、結局言い争いになってしまいます。
ベトナム帰還後、「精神を病み妻や子の為に出ていった」と言うジェームズに「逃げただけの臆病者」だと吐き捨て、孫にも会わせないと言って出ていきます。
そして未来へジャンプせざるを得なくなったダンはエミーと娘ミューリに戦争に行くことを告げます。
未来へ
招集されたダンたちは(未来から来た)ハート中尉から任務について説明を受けます。
- 兵役期間は7日間
- 期間が終了すると腕のジャンプバンドを通して生存確認され自動的に現在へ転送
ダンが親しくなった『地熱エネルギーを開発している会社の開発部長』をしているというチャーリーと話しているとあることに気づきます。
- 招集される人々は、パラドックスを防ぐためにほとんど40歳以上
- 未来からきて訓練する側は2021年ではまだ生まれていない若者ばかり
R部隊に配属されたダンたちはそこでまた新たに説明を受けます
- R部隊は研究がメインのチーム
- 未来に行き知識や技術を提供することで人類絶滅を阻止することが任務
- 敵「ホワイトスパイク」は6日ごとに巣に戻るため、その時に兵士を送る
- ジャンプ装置は2051年と30年の間にしか行き来できず、時間も進み続けている為2051年より前の時間に戻ることは不可能
任務1:研究員を助けてデータを持ち出す
転送中、突然の座標異常が起こり高い位置から落下したものの、何とか無事だったダンたちは、未来の街が火の海となり荒れ果てていることに驚きます。
R部隊の司令官から連絡が入ったダンたちは、ホワイトスパイクを一掃する為に街を爆撃すると聞かされます。
そして敵に包囲されてしまっている研究チームの救出を頼まれます。
高校教師でありながら元戦闘捜索救難の経験のあるダンがリーダーに任命され救出に向かいます。
ダンたちが研究室に向かうとすでに息絶えている研究員たちの姿を発見しました。
司令官は、ホワイトスパイクがエサを求めて戻ってくる前に、研究データを持ち出してほしいと指示をします。
ダンたちは研究室からデータとアンプルを持ち出し、脱出を試みます。
そしてついに襲ってきたホワイトスパイクと戦うダンたち。
爆撃までに何とか離れるように指示をする司令官。
装甲車で救助に駆け付けるもあっという間にホワイトスパイクに倒される救助隊。
やがて戦闘機からの爆撃が始まり、一緒にジャンプしてきた仲間が体を張ってダンたちを逃がします。
そして爆弾が投下され、ダンたちは爆風で吹っ飛び気を失います。
娘ミューリとの再会
ダンが目覚めると救護テントの中でした。
そこにはチャーリーの姿もありました。
そこはドミニカ共和国にある前方作戦基地でした。
ダンは同じ舞台に配属されたドリアンを見つけ話しかけます。
ドリアンは首にホワイトスパイクの爪をネックレスとしてぶら下げており、今回で参戦は3回目となります。
彼は、徴兵された日にガンで余命半年と診断されてしまい、自分の死に方は自分で決めると戦争に参加しているのでした。
ダン、ドリアン、チャーリーの3人が話しているとダンが司令官に呼ばれます。
そしてその司令官は30年後の娘ミューリだと知ります。
昔から化学に興味のあったミューリはその後生命工学の博士号を取り、R部隊を作り主席研究員となりR部隊をまとめる大佐となったのでした。
任務2:メスの捕獲
再開を喜ぶダンですが、ミューリはダンを呼び寄せたのは父親との時間を過ごす為ではないといいます。
ミューリは、巣で眠るホワイトスパイクのメスの映像をダンに見せ捕獲の協力を頼みます。
メスは地中に巣をつくりそれをオスが命懸けで守ります。
ダンたちが転送されてからマイアミで見たホワイトスパイクはオスだと言います。
ミューリたちは以前、毒を巣にまき駆除しようとしましたが、毒はオスには効いたもののメスには効きませんでした。
残り数週間で人類が滅びてしまう状況にあるミューリたちはこのメスを殺すための毒を作ることに全てをかけメスの捕獲に向かいます。
巣に向かう途中、ミューリからホワイトスパイクが現れた時のことを聞かされます。
- ホワイトスパイクは2048年ロシア北部に突然現れた
- その後三年で被害は急拡大し、大陸の全ての人間が消えた
- 衛星やレーダーを回避したため、初めどこに降り立ったかは不明
- 人間はエサで飢えている
ヘリは巣穴へと飛び立ち到着すると、巣穴に鎮静剤を投げ込みメスの捕獲を始めます。
捕獲に手間取っている間、メスを守ろうとオスが駆け付けてきました。
ヘリに残っていたダンも巣に入ってメスの捕獲を手伝います。
そして捕獲は成功し、オスが追う中メスをヘリで輸送します。
父と娘の確執
装甲車で逃げたミューリとダンはやっと一息つき、ミューリはダンに勝手にヘリから降りたことを咎めます。
娘だから助けたかったと言うダン。
ダンは適性検査の時、7年後に寿命が終わると聞いたがどんな最後だったのかとミューリに尋ねます。
するとミューリからダンは交通事故で亡くなったと聞かされます。
ミューリが父について語った内容はこうでした。
ミューリは憧れていた父の背中を追い、みんなが父を見捨てても最後まで信じたけれど、結局父は家族を捨てて出ていったと言います。
ミューリが12歳の時にダンは母と別居し、14歳になった時に離婚。
そして16歳の時に交通事故で亡くなったと言います。
蘇生の為に電気ショックを繰り返す父のそばから離れられなかったと言うミューリ。
「自分を見て、声を聞いて、家族をやり直してほしかった、だけど行ってしまった」と言うミューリの言葉を信じられない様子で聞いているダンでした。
毒を作る
基地に帰り、ダンとミューリは鎮静剤をメスに打ち研究所から持ち出した資料とアンプルでメスに効く毒を作ります。
- メスは毒に反応してもすぐに中和できてしまう
- メスの持つ解毒作用の正体を突き止め、それを無力化する酵素阻害剤を作る
- 酵素の種類は膨大なため数千のテストを行う
運が良ければメスに効く毒を朝までに作れるかもしれないと、突破口を見つける為にひたすら頑張るミューリ。
そんな娘を誇らしげに見守るダンですが、明日には7日日間の兵役期間が終わります。
独りで頑張るミューリに助けになりたいと言うダンに、ミューリはダンをこの世界に呼んだ目的を話します。
それは、この毒が完成したらそれをもって帰って増産してほしいという事でした。
ここでは増産できないし、時間がない。しかし過去に持ち帰ることができれば大量生産でき、そうすることでこの戦争そのものを止めることができるというミューリ。
しかしダンはそれでは2021年の世界は救えても、2051年の世界は見捨てることになると言いますが、ミューリはそれを承知で頼んでいると言います。
「私の父だから、私が一番信じたい人だから」と言うミューリにダンは承諾します。
任務3:毒を持ち帰って増産する
その時、毒が完成したとコンピューターから知らせが入ります。
しかし同時にメスを取り戻す為にオスが襲撃してきました。
兵役期間が終了し転送まで時間、ダンを無事に過去へ戻そうとミューリはダンをヘリに乗せようと連れ出します。
オスによって助け出されたメスは、怒り狂いミューリたちを探します。
そしてメスに攻撃され深手を負ったミューリを抱えて逃げようとしますが、ミューリは座り込み立ち上がることができなくなりました。
ミューリはダンにひどいことを言ったと謝り、またこんな時間を過ごして幸せだったと言います。
そして毒を渡し、「次の未来ではこんなことを起こさせないと約束して」と言います。
メスが現れ海に引きずり込まれようとするミューリを追って飛び込みますが、その時転送が始まり、元の時代へに帰るのでした。
未来を救う糸口
元の時代にもどったダンは毒を大量に作って未来へ送ると言いますが、ジャンプリンクの通信が途絶えてしまった為、もう何も送ることができないと言われます。
兵役機関が終わり再開を喜ぶ妻エミーですが、ダンは30年後のミューリを救う手立てが断たれた悲しみにくれています。
そして家に帰り階段を下りてきた幼いミューリを抱きしめます。
夜、エミーが目を覚ますとダンがいません。
娘の部屋にいたダンを心配するエミーに、ダンは全てを話します。
そしてエミーは、あることに気が付きます。
- 最初の襲撃は夏の終わり2048年ロシア北部
- だが、敵が宇宙から来たと言う形跡はない
敵の襲撃と飛来の時間がバラバラなら、もっと前からきていたのでは?と言ったエミーの言葉にダンは納得します。
ホワイトスパイクはどこからきた?
ダンはドリアンとチャーリーを訪ね、戦争自体を起こさせない方法があると協力を仰ぎます。
ドリアンが一回目の戦争の時に敵の爪から作ったネックレスの成分をチャーリーが調べると、爪に火山灰が付着しているのを見つけます。
しかもロシアの物ではなく、中国か朝鮮半島の山のものだと言います。
なぜ中国の火山灰がロシア北部で見つかるのかと尋ねると、チャーリーから知り合いに火山のプロはいるかと聞かれ、いつも火山のことばかり話す教え子のマーティンに助けを求めるのでした。
マーティンは、白頭山噴火だったら中国の火山灰がロシア北部で見つかる事もあり得ると言います。
946年に起こった中国と北朝鮮の国境にある白頭山の大噴火は、核爆弾1000個分に相当する威力で、地球の反対側まで飛ばした灰は今も氷河に残っていると言われています。
科学者たちがロシア最大の氷河に穴を掘って調べたところ、深さ400mの地点で火山灰の層が見つかっていると言います。
敵は宇宙からきてわざわざ氷を掘ったのか?というドリアンの疑問に、上から来たのではなく、ずっと地球にいて下から掘って地上に出てきたと気づきます。
だから着陸の形跡も発見されず、ロシアの氷が解けた事によって地上に出てきたという仮説を立てました。

再び父の元へ
ダンとチャーリーはロシアに行こうとしますが、30年後の滅亡に悲観して暴動が起こっている中、税金を使って敵対する国に送り込めないと拒否されます。
ロシアは国境を封鎖している為密入国するしかないと言うチャーリーにダンは父ジェームズの所へ行きます。
当局にばれないようにロシアの氷河へ行くために飛行機とパイロットが必要だと言うダン。
助けて欲しいと懇願するダンにジェームズは動きます。
ハート中尉の協力のもと、毒を大量に作り、ダン、ジェームズ、チャーリー、ドリアンとハート中尉達を乗せた飛行機はロシアへ向かいます。
ホワイトスパイクを探せ
そしてロシアの氷河についたダンたちは、手分けして地熱の数値が他と違うところ、地面の亀裂ができている所などを探します。
そしてジェームズがある場所に異変を感じてコンパスで確認すると、まるで磁場の上にいるかのようにコンパスがくるくると回り、そのあたりを爆破し雪をどかしてみると巨大な穴が現れました。
穴の中に入っていくとそこには、凍った宇宙船がありました。
政府は頼れないから自分たちで何とかしようと言い、チャーリーと父に出口を任せ、ダンたちは宇宙船の中へ入っていきます。
コックピットにたどり着いた一行はそこで死んでいる生物を見つけますがそれはホワイトスパイクではありません。
さらに奥へ進むと柔らかい皮のようなカプセルに包まれたホワイトスパイクが並んでいました。
ホワイトスパイクは家畜か、生物兵器としてどこかに輸送されている途中に宇宙船が事故に遭い、地中に不時着しそのまま凍ってしまったのだろうとダンたちは推測します。
そして一体一体、カプセル越しに毒を注入していきます。
何体か、毒にやられて倒れますが、騒ぎに気付き眠っていたホワイトスパイクたちが起き出してきて逃げ出してしまいます。
「ヤバい状況になったら船ごと爆弾で吹っ飛ばすから行け」と、ドリアンに爪のネックレスを渡されたダンは父たちの元へ急ぎます。
外では必死で敵と戦うジェームズとチャーリー、何とか倒しましたが、メスを逃がしてしまいました。
船内では無数のホワイトスパイクに外へ逃げ出す前に爆破するしかないと、余命宣告されていたドリアンが「死に方は俺が決める」と爆弾のボタンを押します。
ホワイトスパイクとの最後の戦い
爆弾を逃れたダンとジェームズはチャーリーを残し、逃がしたメスを追います。
ダンとジェームズの連携プレーのおかげでメスに傷を負わせることができましたが、一旦姿をくらませたメスがスキをついて襲い掛かってきます。
ダンはもみ合いの中で毒を触手に打つことに成功しましたが、メスは毒の回った腕をかみ切ってしまいます。
ダンは自分をおとりに敵を穴に落とそうとしますが、ジェームズが息子を守ろうと手を切ります。
血の匂いに誘われたメスがジェームズに飛び掛かったところをメスに飛び乗り、首を切りつけます。
そして毒を打ち、勝利するのでした。
テレビでは、ロシアの政府関係者がホワイトスパイクを倒したのは、まるで自分の手柄のようなコメントの映像が流れています。
その映像を見ていた妻エミーと娘ミューリの所に満身創痍のダンが帰ってきました。
そして、ミューリに「おじいちゃんを紹介するよ」と言ってジェームズを会わせるのでした。
トゥモロー・ウォー キャスト
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クリス・プラット 役:ダン・フォレスター
1979年6月21日生まれ
2014年「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」サターン主演男優賞 受賞
2015年のジュラシックワールドでは、MTVムービー・アワード アクション演技賞を受賞
元戦闘捜索救難の経験のある高校教師。
父親が家を出ていったことで恨んでおり、父親が孫にクリスマスカードを送っても捨ててしまう。
未来で再開した娘と関わるうちに父親に対する気持ちの変化が現れる。
J・K・シモンズ 役:ジェームズ・フォレスター
- 1955年1月9日
- 2014年「セッション」テレンス・フレッチャー役で数々の賞を受賞
ダンの父親で、工学の修士号を持つ機体整備士。ジャンプ転送装置を外すことができる。
ベトナムから帰還した後、深い闇に落ち怒りに任せて暴力をふるう事を抑えられなかった。
このままでは妻も子も危険と判断して家を出る。しかしそのことで息子ダンから恨まれている。
イボンヌ・ストラホフスキー 役:ミューリ・フォレスター(2051年)
- 1982年7月30日生まれ
- 2010年「CHUCK」サラウォーカー役でティーン・チョイス・アワード: アクション女優賞
ダンの娘。MITを卒業し、生物工学で博士号受賞。R部隊の司令官。
科学が好きな父親の影響で科学者となる。
しかし大好きな父親が家を出て行ってしまい、交通事故で亡くなった事で父親に対してわだかまりが残る。
しかし人類を救う大役を父親に任せたい為に過去からよびよせた。
サム・リチャードソン 役:リチャード
- 1984年1月12日生まれ
元ジョージア工科大学の学科長で専門は地球大気化学。現在は民間企業の開発部長である。
妻が第1陣で未来に送られその時亡くなっている。
ダンと同じR部隊で無事に帰ってこられたが、隠れていて助かった事を気に病んでいた。
ホワイトスパイクの居場所を探すためにダンに協力する。
エドウィン・ホッジ 役:ドリアン
- 1985年1月26日生まれ
徴兵検査の時に余命半年の宣告を受ける。
自分の死に方は自分で決めると、戦争に参加している。
トゥモロー・ウォー 作品紹介
『トゥモロー・ウォー』(原題:The Tomorrow War)
2021年のアメリカ合衆国のミリタリーSFアクション映画
監督:クリス・マッケイ
脚本:ザック・ディーン、ビル・ドゥビューク、
この映画は2020年にパラマウント映画によって公開される予定でしたがCOVID-19の影響で公開されず、その後Amazonビデオに公開権を売却されました。
撮影は2019年9月1日に始まり、アトランタとアイスランドで撮影されました。
参考:wikipedia
トゥモロー・ウォー 感想
テンポがめちゃくちゃ良く、じれったくなくて面白かったです。
今まで平和に暮らしていた一般人が突然銃を持たされても、勇敢に戦えてしまうところとか、毒がすぐに作れてしまったところとか、ささっと進む感じが面白いです。
そしてやっぱりエイリアンとの肉弾戦があるところが良かったです!
娘との関係や父親との確執も見どころでした。
孫へのクリスマスカードも捨てられてしまうほど、父親が自分たちを置いて出て行ってしまった事に対して憎しみに近い感情を持っていたダン。
家を出たのは妻や子の為だと言う父を認めず、逃げただけだと突き放しますが、30年後の娘の話から自分も家族に同じことをしたと知り、愕然とした一方で父親に対して寄り添う気持ちも芽生えました。
さっきまで9歳だった可愛い娘が、30年後に科学の道に進み出世した姿を見て父としては誇らしくテンション上がってしまいますが、家族を捨てたと思って20年以上過ごしていた娘はそうはいかず、温度差があって面白い。
瀕死の娘に「必ずここに戻るから、2人でこの世界を救うんだ」と娘に誓うダンですが、ジャンプ装置は2051年と30年の間にしか行き来できず、時間も進み続けているのだったら初めから未来で亡くなった娘を助けることは無理でしたね…
ハッピーエンドではあったけれど、別の時間軸として切り離された世界の娘の気持ちが切なかったです。
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