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CADオペレーターはどんな仕事?実務経験0の私の独り立ちまでの体験

あなたは、建築CADオペレーターに興味があるけど実際は何をするのか知りたい!と思いこのページにたどり着いたのではないでしょうか。

私は工務店で約2年勤務し、その後プレカット加工会社で約6年いずれも建築CADオペレーターとして勤務していました。

ここでは私が実務経験0の未経験で工務店に入社し、そこでどのような仕事をし、どのように覚えていったかをお伝えしたいと思います。

1.CADオペレーターはどんな仕事?

建築CADオペレーターはどんな仕事かといえば、一般的にはCADソフトを使用し設計された図面を製図する仕事です。

家の図面の製図といっても、建設会社によって任される仕事内容がまちまちなんです。

修正だけ任されることもあれば建築士・設計士の補助をする場合もあります。

ではそもそも建築士と設計士、CADオペレーターの違いって何なの?と疑問を持たれる方の為にまずは違いを簡単に説明しますね。

建築士と設計士とCADオペレーターの違い

まず、建築士と設計士とCADオペレーターの仕事の違いを見ていきましょう。

建築士

一級建築士、二級建築士、木造建築士の国家資格をもっています。
家を安全に建てるための設計や工事管理をします。

設計士

主に建築士の補助になりますが、資格を持たなくても100㎡以内の木造建造物なら設計することができます。
建築士と同じように家を安全に建てるにあたっての専門知識が必要となります。

CADオペレーター

設計された手書きのラフ図面を正確にCADソフトを使用して製図する仕事になります。
建築士、設計士の意図を正確に理解する必要があるのである程度の知識も必要になります。
納まりの検証や法規チェックをする場合もあります。
建設会社によって使用するCADも様々です。

建設会社によっては、建築士と設計士の呼び方、設計士とCADオペレーターの呼び方があやふやなところもあります。

ですので、CADオペレーターと思って入社したら設計士のような知識が必要だった!ってこともあります。

2.未経験から独り立ちまでの工務店での仕事内容

ここでは実際に私が工務店で入社してからどんな仕事をしたかをお伝えしていきます。

入社後から約2週間

建築CADの使い方が書かれた本を見ながらひたすら一人で練習。

ただただ楽しい期間!(*^-^*)

家を1棟、最初から最後まで入力する作業を繰り返し覚えていきます。

お仕事デビュー

建築CAD操作の基本ができるようになったらいよいよお仕事デビューです。

まずは簡単な分譲住宅の入力でした。

そこから徐々に難しい物件もこなしていく流れです。

仕事の流れ

  1. 担当物件が決まる
  2. ラフ図面から法規チェックをしながらCADで平面図を作成
  3. プラン変更があれば図面修正。その間別の新規物件の担当
  4. プランが確定したら建築確認申請の準備。建築許可が必要な場所なら申請する
  5. 建築確認申請へ

このような流れでくるくる回っていました。

3.CADオペレーターとして大変だったこと

建築のことが全く分からないことから初めて何が大変だったかといえば私の場合、法規チェックです!数学苦手でしたから(泣)

法規チェックで苦戦

私が勤めていた工務店は土地を買い取り、その土地をいくつかに分割して分譲住宅を建設していました。

そのため狭い土地に家を建てます。

家ってどこでも建てられるわけではなく、建てられたとしても土地によっていろんな制限があるんです。

こちらのメガソフト様のホームページに詳しく紹介されているので興味がある方は見てください。

用途地域や斜線制限についてイラストで分かりやすく簡単に説明! (megasoft.co.jp)

こうした制限を担当する物件がクリアしているかどうかをCADで製図しながら計算して確認する必要がありました。

実務経験0で入社した私は家というものは柱と壁と屋根でできている!くらいの知識でした(汗)

管柱や間柱という基本的な建築用語も知りませんでした。

当然、用途地域や斜線制限など知らないことばかりです。

初めての担当物件の時、営業さんからラフ図面を渡されて「法規チェックもしといてね!」って言われました。

何のことかわからず右隣の席の先輩に質問したら、建築基準法と書かれた分厚い本をぽんって渡され、こういわれました。

先輩
先輩
「ここに書いてあるよ!」
わたし
わたし
「…。」

その後、無事教えて頂きました!

入社前にどんなことをするのか確認する

私の勤めていた工務店はご主人の扶養内で働く時短パートさんでも1級建築士、2級建築士の資格を持ってます!って人が半分以上いました。

ですからCADオペレーターというポジションの建築士さんたちの集まりだったのです。

勉強するのにはとてもいい環境でした。

ただ、入社してすぐに話が違うと辞めていった人たちも何人かいます。

あなたがもし建築CADをやってみたいと思うのであれば、しっかりその会社で何をするのかという事を入社する前に確認しておくといいと思います。

もし設計補助をやる場合、電卓たたかなくても全部計算してくれるCADソフトを使用している建設会社もあるのでそこも確認するといいかと思います。

大変だったけど楽しかった事

一棟担当する毎に慣れていき知識も増えていきます。

出来なかったことが当たり前にできるようになりだんだんと成長していきます。

物の名前も覚えていくと業務もスムーズに進みます。

そして実務経験0の私でも成長すると周りの評価も変わっていくんです。

一棟こなす度に理解できていく感覚がとても楽しかったです。