1982年のSFホラー映画【エクストロ】
- 【エクストロ】あらすじ・ネタバレ
- 【エクストロ】感想
- 監督が考えていた別ラストシーンの紹介
以上をまとめています!
ネタバレを多く含んでいますのでご注意下さい。
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(2022年1月の情報です。詳しくはアマゾンプライム
製作国 | アメリカ、イギリス |
監督 | ハリー・ブロムリー・ダヴェンポート |
プロデューサー | ロバート・シェイ |
放映時間 | 1時間21分 |
ジャンル | SFホラー |
キャスト | フィリップ・セイヤー(役:サム) バーニス・ステジャース(役:レイチェル) マリアム・ダボ(役:アナリス) サイモン・ナッシュ(役:トニー) |
エクストロ:あらすじ・ネタバレ
父親サムと息子のトニーは、山荘の外で遊んでいました。
すると、あたりが突然暗くなり、サムはトニーの目の前で光に包まれて消えてしまいました。
3年後、再び現れた光は、得体の知れない生物を置いていきます。
生物が道路を歩いていると、通りかかった車に轢かれてしまいました。
しかし生物は生きていて、確認のために降りて来た運転手と助手席に乗っていた女性を殺害します。
その後、生物は近くの家に行き、そこに住む若い女性を襲いました。
しばらくすると気を失っていた女性が目覚め、苦しみだします。
女性のお腹はみるみる大きくなって、サムを産みました。
身体を洗ったサムはサムを轢いた運転手の服と車を盗み、助手席の女性を乗せたまま去って行きました。
サムの妻レイチェルは、新しい恋人のジョーとトニー、そして家政婦のアナリスとアパートで暮らしています。
トニーは時々3年前の悪夢に悩まされていました。
サムは女性の遺体を乗せたまま駐車場に車を停め、出かけます。
その後この車が駐車場でぶつけられたことで、助手席の遺体が発見されます。
そして、ニュースや新聞に取り上げられました。
レイチェルがトニーを学校に迎えに行くと、トニーがいません。
トニーの友人の母親からサムが迎えに来たと知らされたレイチェルは、2人を探しました。
サムを見つけたレイチェルは、サムを家まで連れて行き、行方不明になっていた3年間について質問します。
しかし、サムには記憶がありませんでした。
突然のサムの帰還にためらうレイチェルとジョーですが、トニーは喜んでいました。
しかしサムはそんなトニーが可愛がっている蛇の卵を食べてしまいます。
悲しむトニーを慰めたサムは、トニーの首筋に噛みつきます。
その後トニーは、自分が超能力を授かったことに気が付きました。
超能力を自在に扱えるようになったトニーは、蛇を殺した隣人を殺し、おもちゃのピエロに命を吹き込みました。
ある日、レイチェルは洗濯に出そうとしたトニーの上着から「愛するジェーン」と書かれた女性の写真とたくさんの現金をみつけます。
レイチェルは問い詰めますが、全く身に覚えがないと言うサム。
レイチェルはサムの記憶を取り戻すために、3年前の山荘を訪れることにしました。
トニーの世話を任されたアナリスですが、恋人マイケルを家に連れ込みます。
しかしトニーからかくれんぼをせがまれたアナリスは、マイケルをベッドに置いたまましぶしぶとの遊びに付き合います。
トニーとのかくれんぼの最中、アナリスはピエロに殴られ気を失ってしまいました。
そしてアナリスの身体は、トニーによってエイリアンの卵を産むための子宮にされてしまいます。
アナリスの様子を見るために、部屋からでてきたマイケルは、トニーの超能力で操られた戦車のおもちゃに追い回された挙句、ヒョウに殺されてしまいました。
トニーに連絡が取れないレイチェルは、ジョーにトニーの様子を見にいくように頼みます。
レイチェルと電話をしていた際にふと見た新聞の記事から、サムの上着に入っていた写真の女性が殺された女性だと気づいたジョー。
ジョーは急いでトニーを迎えに行き、山荘に向かいます。
一方、サムとレイチェルが山荘で愛し合っていると、サムの身体が腐食し出血しはじめました。
山荘に着いたジョーはトニーを車に残し、レイチェルを連れて急いで車に戻ろうとしました。
そのころトニーは車から降り、腐敗が進んだサムのところにいました。
サムがトニーを連れて丘の上の光に向かっている姿を見たレイチェルとジョーは後を追います。
サムは奇声をあげエイリアンの正体を現し、ジョーを殺しました。
サムとトニーは光の中に入り、レイチェルを残して去って行きました。
翌日、家に帰ったレイチェルは、アパートの冷蔵庫からアナリスから産まれた卵を見つけます。
卵を手にしたレイチェルは、生まれたばかりの生物に殺されてしまいました。
感想:見どころいっぱいの面白い映画
ホラー映画のグロさに顔を背けたくなると言うよりは、集合体恐怖症の人が点の密集を見た時のような嫌悪感が所々ある映画です。
また見どころも多く、女性の出産シーンにはびっくりしました。
女性の身体からサムがあのまま出てくるなんて、衝撃すぎて記憶に焼き付いちゃいます。
ラストシーンで、レイチェルも殺されてしまいましたが、てっきりサムと愛し合った事でレイチェルもエイリアンになると思っていました。
エクストロ:別ラストシーンの紹介
Wikipediaによると、ダベンポート監督は別のラストシーンを考えていたそうです。
そのラストシーンがこちらです。
レイチェルが帰宅すると、アパートがトニーのクローンで埋め尽くされていました。
クローンたちはレイチェルに挨拶し、サムの第2子を妊娠したレイチェルの大きくなったお腹をさすります。
するとレイチェルは、その光景を見て微笑みます。
しかしプロデューサーのロバート・シェイは、このシーンの特殊効果に十分な説得力がないと考えこのように編集しました。
サムとトニーが去った後、レイチェルが座り込んだところで映画が終了。
しかしダベンポート監督は、このような唐突な終わり方をさせたくなかったため今のラストシーンになったそうです。
エクストロ:続編
エクストロの続編は、以下の通りです。
- 「エイリアン・ウォーズ」
- 「シークレット・ファイル/接・近・遭・遇」
特に話につながりはなく全くの別物のようです。
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