ネットフリックスで配信中の韓国ドラマ『不可殺ー永遠を生きる者ー』
- 1話のあらすじ・ネタバレをまとめています。
- わかりやすくするために登場人物もまとめています。
- 最後にドラマの感想も書いています。
不可殺【1話】あらすじネタバレ簡単に
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ある村にプルガサルに呪われた男の子がいた。男の子が10歳になった頃、村に鬼が現れ村人を襲う。呪いを恐れる村人に殺されそうになった男の子は、将軍に助けられた。男の子はファルと名付けられ、鬼物をせん滅するほどに成長する。一方でファルの子供は呪いを受け苦しんでいた。ファルは子供の呪いを解こうと妻子を連れプルガサルを退治しに行くが、妻子は殺され魂も奪われた。
不可殺【1話】あらすじネタバレ詳しく
600年前 高麗末期
呪われた子供を身ごもったと、怯えていた女がいた。
ある日「プルガサルが追ってくる」と怯え、大きなおなかを抱えた女は首を吊った。
お腹の子は女の身体から滑り落ち、一命をとりとめた。
子供には生まれつき手に痣があり、声をあげて泣かなかった。
10年後
プルガサルに呪われた子として成長した男の子。
村の人々から忌み嫌われ、父親からも逃げられた男の子は、優しい1人の村人に食料を分けてもらいながら生きていた。
ある日、村人の1人が鬼物によって惨殺された。
今年に入り何人も犠牲になっている村人たちは、プルガサルの仕業ではないかと怯え始める。
さらに別の日、村の一家が鬼物によって惨殺された。
「プルガサルがやって来て村は絶滅するぞ」と村の巫女の言葉を聞いた村人たちは、手に武器を持って男の子を探し始める。
村人に捕まりそうになった時、1人の見知らぬ女が身を挺して男の子を助けた。
身代わりになった女の身体にすがり、初めて言葉を発して泣いた男の子は、村人に向かっていった。
その時、村を通ったタン・グク将軍がこの争いを止め、名前がなかった男の子にファル(再び生きると言う意味)と名づけ、引き取った。
17年後 朝鮮建国初期
将軍によって育てられ、将軍の腕をしのぐほどに成長したファルは、鬼物にも恐れられる存在になっていた。
ファルたちは生存する鬼物を次々と成敗し、ついに最後の一体まで追い詰めた。
将軍は鬼物退治で片腕を失ったが、残る最後の鬼物をファルと共に退治することで締めくくりたいと言った。
最後の鬼物は、人に幻想を見させる頭抑神だった。
頭抑神の術によって同志討ちを始めた兵士たちの間を縫って、頭抑神を退治したファル。
部隊を守り、最後の鬼物を退治したことで兵士たちはファルを称えた。
しかし一方で、兵士が死んでも全く動じないファルに、悪鬼に呪われた不吉なものとして嫌う兵士もいた。
タン将軍は「最後の鬼物を退治した」と喜ぶが、ファンは「まだプルガサルが残っている」と言う。
プルガサルは誰も見たものがおらず、「恐怖が生み出した想像上の鬼物で、存在しない」とタン将軍はファルを安心させようとした。
タン将軍とファルが話していると、至急家に戻るようにと使いが来る。
家に戻ったタン将軍とファルが見たのは、半月前に死産した娘を抱いているファルの妻であり将軍の娘であるソルの姿だった。
ソルはファルに「死産はお前の呪いのせいだ」と罵った。
ソルとファルの子は死産だけでなく、息子アチャンも目の病にかかり見えなくなっていた。
ファルは娘を埋葬したあと部屋に戻ったところを、ソルに剣で襲われる。
子供たちにかかった呪いを解こうとファルを襲ったソルを落ち着かせたファルは、プルガサルを捕らえ呪いを断ち切るとソルに誓った。
プルガサルを捕らえるために、ファルは息子と妻を連れて、生まれ育った故郷に向かった。
村に着いたファルは、子供を生け贄としてプルガサルに捧げようとしていた村人たちと遭遇する。
ファルが村人を止めていると、巫女が現れてファルに気づき、ファルがプルガサルを呼び寄せると警告した。
プルガサルを捕らえると言うファルに「プルガサルを怒らせるな」と怒る村人たち。
その後、山でプルガサルを探していたファルたちは、プルガサルの呪いを恐れた村人の奇襲に遭い、村人と争いになった。
争いの向こうで女が見つめていた。
昔自分の代わりに刺された女だと気づいたファルは、立ち去る女を追いかける。
ファルは女に追いつき、老いず死ななかったこの女がプルガサルだと気づいた。
その時、兵士が射った矢が女とファルにあたり、女は逃げ、ファルは一旦撤退した。
その夜、野営のテント中でファルは夢を見た。
ファルは、夢で女が振りかざしたナイフを手で受けとめていた。
目が覚めて外に出たファルは、ソルとアチャンの会話を聞いた。
アチャンはファルが自分を遠ざけようとすることに苦しんでいた。
自分の呪いを思い出すのが嫌でアチャンに近寄ることもできなかったファルは、プルガサルである女に自分を殺させ、アチャンの呪いを解いてやる為に1人でかけた。
子供の頃に自分を助けた女の、真の目的を聞くためでもあった。
そのころ、プルガサルによって野営の兵士たちが襲われていた。
ファルが戻って来た時には、ソルはアチャンを連れ外へ逃げていた。
ファルはソルとアチャンを探すが間に合わず見つけた時は、ソルは息絶えアチャンは瀕死の状態だった。
最後まで父親を求めるアチャンを抱きしめ、今までアチャンを避けていたことを後悔するファル。
その時、ファルの背中に剣が刺さった。
プルガサルの女だった。
女は、剣から流れてきたファルの魂を身体に取り込み、座り込んだ。
不可殺『2話』はこちら

不可殺【1話】登場人物

画像引用:ネットフリックス
登場人物 | |
タン・ファル | 呪いの子として生まれた |
謎の女 | ファルを幼い頃に助けた女 |
タン・ソル | ファルの夫でタン将軍の娘。人の過去が見える不思議な力があった。 |
アチャン | ファルの息子。目の病気を患っている。 |
タン・グク将軍 | ファルを引き取り息子のように育てた。 |
鬼物の説明です。
- 鬼物…人間を食い、古代から行き続ける怪物。
- プルガサル(不可殺)…鬼物の一種。魂がないため殺すことも死ぬこともできない。
鬼物は恨みを抱くものをどこまでも追いかけます。お互いが生まれ変わっても追いかけていきます。
感想:ソルの気持ちを思うと切ない
鬼物も恐れないファルは、「呪いを思い出させる」と言ってアチャンを抱くこともできないほど、心の傷を負っていました。
そんなファルの心の傷が、ソルまで傷つけてしまいます。
夫が自分や子供を愛していないと感じ、憎み、傷ついていたソルの気持ちが切ない1話でした。
見えない息子を一人で逃がし、プルガサルに立ち向かっていったソルと、そんな母の姿を背後に感じ、見えない目で父親に助けを求めるアチャンの姿。
ファルがアチャンの為に森へ行き不在だったときにプルガサルに襲われるなんて皮肉です。
最後までファルが来るのを信じて亡くなった2人を思うと悲しいですね。
残酷な描写は多いけれど、美しく、おもしろく、79分も短く感じるほど先が気になるドラマでした。
謎の女が少年ファルを助けた目的は、大人になったファルから魂をもらう為だったのでしょうか。
魂をもらうためには成長した大人の魂でなければならなかったのか、魂をもらうために剣が必要だったのかわかりませんが、これから解き明かされていくのが楽しみです。
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