この記事ではネットフリックスで配信中の韓国ドラマDP脱走兵追跡官3話『その女』についてのあらすじネタバレ・感想(ネタバレあり)を書いています。
2話のまとめ
ソンウを殴り独房に入っていたジュノだが、上官の計らいでDPを続行できることになった。解任となったソンウの代わりに入院中の元DP組長ホヨルが呼び戻されジュノとバディを組む。ジュノは無事脱走兵を捕まえることができたが、自殺した脱走兵の亡霊を見る。
3話のあらすじ
脱走兵を無事に捕まえたジュノとホヨルは褒章休暇をもらったが、急遽防衛司令部のDPの応援の為に釜山に向かわされた。次の脱走兵は喧嘩の強い危険人物。情報を得る為にある女性に近づくのだが…
- 原作・制作:ハン・ジュニ、キム・ボトン
- 原作者キム・ボトンの実体験に基づくウエブ漫画を実写化
- 陸軍憲兵隊:軍事警察とも呼ばれ、主に軍隊内部の秩序を保つ。
- D.P.:Deserter Pursuitの略
DP脱走兵追跡官【3話】 ネタバレ
ジュンモクの逮捕によって褒章休暇をもらったはずのジュノとホヨルだが、急きょイム大尉からの指示で防衛司令部のDPの応援の為に釜山に向かうことになった。
脱走兵はチョン・ヒョンミン。ケンカが強い危険人物。
応援を要請した防衛司令部のDPキム・ギュ組長は偶然にもホヨルの同期だった。
ホヨルはキム組長に食べ物の恨みがあったことから防衛司令部の応援をやめ、先に捕まえようともくろんでしまう。
ヒョンミンの潜伏先は父親の家か交際相手ムン・ヨンオクの所と推測された。
ジュノたちはキム組長からヨンオクの家に行くように指示されたのにも関わらず、ヒョンミンの潜伏の可能性の高い父親の家に向かい、ヒョンミンと遭遇するが取り逃がしてしまう。
応援するつもりが妨害する結果となってしまったことから懲戒処分になりかけるジュノたちだった。
ジュノたちの勝手な行動によって、ジソプ大尉からパク中士は高圧的な態度で怒られた。
しかし、ジソプ大尉が防衛司令部に媚びる為に仕事を引き受けたと知ったパク中士は「懲戒処分はなんとかするから、防衛司令部より先にヒョンミンを捕まえろ」とジュノたちに命令し、ジュノたちは再びヒョンミン逮捕へと動き出した。
ジュノたちはヨンオクが通っていたホストクラブを突き止め、そこでヨンオクがフリーのホストだったヒョンミンにかなり貢いでいると聞きた。
ジュノは、ヒョンミンは現在どこかのホストクラブで働いていると推測し、ホストクラブを一軒一軒訪ね歩く。
するとある店で偶然ヨンオクが客として現れたため、急きょジュノたちはホストに変装して近づき、運よくジュノがヨンオクに気に入られることに成功する。
ヨンオクと話すうちに情が移っていくジュノは、ヒョンミンに貢ぐつもりでお金を借りることに必死になっているヨンオクから金銭面で「助けて」と言われる。
これによりヒョンミンをおびき寄せる作戦をたてたジュノたちは、キム組長に上手いことを言って用意させた300万ウォンをヨンオクへ渡し尾行する。
ヨンオクはお金を受け取る為に待っていたヒョンミンを食事に誘うが、ヒョンミンはお金だけもらって行こうとするところへキム組長たちが現れ逮捕しようとする。
ヒョンミンは強くキム組長たちはやられてしまうが、ボクシング経験者のジュノとホヨルによって逮捕することができた。
キム組長が300万ウォンを取り返そうとするが、いつの間にかヒョンミンに渡された封筒の中身は偽札に入れ替わっていた。
ヒョンミンに利用され、ジュノからも騙される結果となってしまったかわいそうなヨンオクだったが、300万ウォンを1人で持っていってしまったのだった。
一方パク中士の元に、ジソプ大尉がヒョンミンを防衛司令部に渡さずジュノたちの手柄にしたことで怒鳴り込んできた。
そんなジソプ大尉にパク中士は「いい気になるなよ」と、防衛司令部のご機嫌取りの為に休暇中のジュノたちを使った事を盾に怒鳴り返した。
パク中士に怒鳴られたことが気に入らないのか、ジソプ大尉はジュノたちにねぎらいの言葉をかけたものの、ジュノたちの休暇が戻ることはなかった。
そんな時、ジュノの元に父親が倒れたと連絡が入った。
DP脱走兵追跡官 階級別にみたキャスト
画像引用:ネットフリックス
5週間訓練兵としての訓練が終わると兵となり二等兵から順に兵長へと上がっていきます。
兵は階級関係なしに同じ部屋で生活を共にする為、いじめが理由で脱走するのは一等兵・二等兵が多いのかもしれません。
階級 | |
元帥 | 元帥 |
将官 | 大將・中將・少將・准將 |
領官 | 大領・中領・少領 |
尉官 | 大尉・中尉・少尉 |
准士官 | 准尉 |
副士官 | 元士・上士・中士・下士 |
兵 | 兵長・上等兵・一等兵・二等兵 |
訓練兵 |
キャスト | ||
アン・ジュノ二等兵 | チョン・ヘイン | 憲兵になり、すぐにDPに抜擢される。 |
ハン・ホヨル上等兵 | ク・ギョファン | DP組長 |
イム・ジソプ大尉 | コ・ギョンピョ | DP司令官 |
パク・ボムグ中士 | ソン・ソック | DP担当官 |
ホ・ギヨン一等兵 | パク・セジュン | DP速報室でPCを使って情報収集をしている |
チョン・ヒョンミン | イ・ジュニョン(U-KISS JUN) | 脱走兵。ケンカの強い危険人物。 |
ムン・ヨンオク | ウォン・ジアン | ヒョンミンに貢いでいる女性 |
DP脱走兵追跡官【3話】感想・ネタバレあり
ジュノとホヨル
今回は腕に自信のある脱走兵を捕まえるのにジュノのボクシングがとても役に立ちました。
そのボクシングは小さい頃から父親のDVを見て育ったジュノが、父親のDVから身を守る為に習得したという事がホヨルとの会話でわかりました。
ホヨルといて明るくなってきたジュノですが、1話でボクシングの事を聞かれたときに「暗い目をしている」とパク中士から言われたこと、独房で母親がDVを受けている幻覚を見てしまうことから相当傷は深いようです。
さらにシン・ウソクの自殺に対する罪悪感にも悩まされながら、過酷な兵役に服すのは精神的にも負担が大きいはずですが、それを外には出さないジュノ。
ホヨルに心を開きながらも依存しないジュノと、立ち入らないホヨルの関係性が良い。
パク中士とジソプ大尉
年齢関係なく上に逆らえないのはジュノたちだけではなく、パク中士もそうです。
上のご機嫌取りの為に休暇中のジュノたちを使うジソプ大尉に対して苦言を試みるパク中士ですが、上官である為に言いたい言葉を飲み込む姿が観ていて辛い。
脱走兵を捕まえることが危険を伴う事だとわかっているパク中士なだけに、兵士を道具のように扱ったジソプ大尉に対して、最後に噛み付いたのかもしれません。
ヒョンミンとヨンオク
ひたすらヒョンミンに貢いでいたヨンオクは、最後300万ウォンをヒョンミンに渡しませんでした。
ジュノにお金を借りた後に、トイレの貯水タンクにお金を隠し持ち逃げします。
もうかわいそうな自分でいることをやめようとしたのかもしれません。
お金の引き渡し場所でヒョンミンに会った時食事に誘いますが、ヒョンミンがこの誘いにのってきたら300万ウォンを渡すつもりだったのかなとも思いました。
どちらにしてもジュノとの出会いが、ヨンオクの気持ちに変化を与えたようでした。
DP脱走兵追跡官 ネタバレ・感想まとめ
DP脱走兵追跡官1話『花を持つ男』はこちら
DP脱走兵追跡官2話『一場春夢』はこちら
DP脱走兵追跡官3話『その女』
DP脱走兵追跡官4話『モンティ・ホール問題』はこちら
DP脱走兵追跡官5話『軍用犬』はこちら
DP脱走兵追跡官6話『傍観者たち』はこちら