この記事は、Netflixで配信中の韓国ドラマ「ムーブトゥヘブン: 私は遺品整理士です」2話についてネタバレ・登場人物・感想をまとめています。
「ムーブトゥヘブン: 私は遺品整理士です」は遺品整理を通して故人の想いを知り、それを残された人たちに届けるという心温まるドラマです。
ネタバレが多く含んでいますので、ネタバレしたくない方は注意してください。
以下ネタバレです。
1話までのお話
- 突然父親が亡くなる
- 面識のない男が現れ一緒に暮すという
2話ネタバレ
- 男はグルの後継人
- 後継人になるには3ヶ月の共同生活と仕事を手伝うのが条件
- 次の仕事は、孤独死したおばあさんの家の遺品整理
それでは内容について詳しく説明していきます。
ムーブトゥヘブン: 私は遺品整理士です【2話】ネタバレ
後継人との同居
グルのうちに突然訪ねて来たのは父親の腹違いの弟チョ・サングでした。
サングは更生施設に入っていましたが、出所したところを弁護士のオ・ヒョンチャンに呼び止められ、兄ジョンウが亡くなった事を知らされます。
ジョンウは死が近いことを予感しており、自分の身に万が一のことがあればサングをグルの後継人にすると遺言書を残していました。
ジョンウには妻が遺した遺産がありそれをグルが全て相続したと聞いて、サングはグルのお金目当てに後継人を引き受けました。
しかし後継人になるには以下の条件があるため、グルとサングは共同生活を始めます。
- グルの家で3ヶ月間一緒に暮らし、グルと円満に過ごす事
- 3ケ月の間は「ムーブトゥヘブン」の社員として働く事
グルとナムが突然家に現れたサングに驚いているとオ弁護士が訪ねてきてサングの事を説明します。
グルは父ジョンウが以前サングの事を話していたことを覚えており、「お父さんと約束した」と言ってサングを家に入れることを承諾しました。
2人の事を心配するナムにオ弁護士は、何かあれば連絡するようにと言い去って行きます。
共同生活
ナムが心配したようにグルとサングの共同生活は簡単ではありませんでした。
慣れた環境や生活習慣が変わると混乱して、頭を壁に打ち付けるグル。
父親の部屋の立ち入りはおろかコップにも触らせません。
仕方がないのでサングはリビングにテントを張り、グルが自分と亡き父のために用意した食事を尻目にカップラーメンを茹でます。
遺品整理
ある日、遺品整理の依頼が入りグルはサングの運転で依頼人の元へ向かいます。
亡くなった方はイ・ヨンスンという名のおばあさんで古い長屋に住んでいました。
長屋の前には息子夫婦が待ち構えており、早く掃除して通帳があればすぐに持って来いと言います。
部屋は亡くなってから数週間後に発見された為、悪臭が漂いマットの上で大量のウジが湧いたひどい状態でした。
サングは部屋の惨状を見て外へ飛び出し吐いてしまいます。
グルは1人で中に入り傍らに父の姿を想像し、いつも父としていたように遺品整理を始めました。
遺品整理が終わり、おばあさんが大切にしていたと思われる物を箱に詰め遺族に渡しましたが、彼らは通帳にしか興味がなく箱もいらないと言いました。
通帳からはお金が引き出されおり、怒った息子夫婦は「現金はなかったのか」とグルに詰め寄ると、グルは2人を連れて中に案内します。
そして床に敷いてあったマットをめくると、ドロドロに溶けた体液に浸かったお金が敷いてあるのでした。
息子夫婦は気味悪がりながらも、へばりついたお札をはがしていきます。
グルが洗って綺麗にすれば銀行で新札と変えられると助言すると、その作業をグルに押し付け「ネコババしないでよ」と言い息子夫婦は去って行きました。
部屋の片づけが終わり荷物を廃棄のトラックに積んだ後、サングはグルが遺族に渡すためにとよけた箱を、廃棄のトラックに積んでしまうのでした。
畳の下のお金の謎
家に帰ったグルは薬を使ってお金をきれいに洗いテーブルに並べます。
「箱の中のものをじっと見つめていると、亡くなった人の想いが少しずつ見えてくるんだよ」と言った父の言葉を思い出しながらお金を見つめていると、お金に書かれた文字に気づきました。
そして遺品整理の時に見たものを思い出します。
- 畳の下にしまっていたお札は50000ウォン
- 引き出しには銀行の出金明細50000ウォン
- 引き出されてなくなっていた口座
- 部屋に飾られていた小さな息子の写る写真
- 電話番号が書かれたメモ
グルはサングと出金明細にあった銀行に行きます。
そしておばあさんが銀行に来た日、銀行の口座番号を言い「イ・ヨンスンをご存じですか?」と尋ねるのでした。

ムーブトゥヘブン: 私は遺品整理士です【2話】登場人物
2話「ムーブトゥヘブン」で見送られた方
イ・ヨンスンさん
古い長屋で孤独死を遂げるが、発見が遅くひどい状態で見つかった。
マットの下には敷き詰められたお札が発見され、グルはおばあさんの想いを調べ始めます。
登場人物 | ||
ハン・グル | タン・ジュンサン | 驚異的な記憶力の持ち主。予想外の事がおきると魚の生態を喋り続ける事で外の世界を遮断する。 |
ユン・ナム | ホン・スンヒ | グルの隣の家に住む幼馴染み。グルの良き理解者。サングがグルをいじめないように目を光らせている。 |
ハン・ジョンウ | チ・ジニ | グルの父親。遺品整理士の仕事をグルとしていたが、病死した。 |
チョ・サング | イ・ジェフン | ジョンウに任命されグルの後継人となる。遺品整理の仕事とグルに驚いてばかりいる。 |
原作・制作:キム・ソンホ、ユン・ジリョン
ムーブトゥヘブン: 私は遺品整理士です【2話】感想
冷たい息子夫婦が印象的な話でした。
ろくに様子を見に来ない、死後数週間経ってもなくなった事に気が付かないのに遺産があるかもしれないとやってくる厚かましさ。
遺産目的でグルの後継者になったサングでさえ息子夫婦の態度には苦笑いでした。
グルに振り回され始めているサングが面白く、だんだんいい人だという事が垣間見えてきました。
グルがお金を洗って干している様子を見ていたら、私の財布の中のお札はどんな歴史があるのだろうと思ってしまいました。