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感想|映画「浅草キッド」ナイツ土屋さんだと気づかなかった!

ネットフリックス映画「浅草キッド」の感想を書いています。

遠い懐かしさを感じ失われたものを想って切なくもなりますが、人情味あふれた心温まる映画でした。

脚本・監督劇団ひとり
上映時間2時間3分
原作ビートたけし自叙伝「朝草キッド」
キャスト大泉洋(役:深見千三郎)
柳楽優弥(役:ビートたけし)
門脇麦(役:千春)
土屋伸之(役:キヨシ)
鈴木保奈美(役:麻里)

舞台は、現在の「浅草フランス座演芸場東洋館」です。

感想:遠い懐かしさを感じ失われたものを想い切なくなる映画

朝草キッド 感想

北野武さんが淡々と成功していく様子が描かれている中、夢を追いかけていたのに少しずつ諦めていった人や、時代とともに衰退していく劇場の様子が、切なく美しく描かれていました。

夢を諦めた千春や、経営難に立たされた師匠、師匠を支える妻の姿に想いを馳せてしまいます。

「朝草キッド」はビートたけしさんの自叙伝です。

成功の影に苦労も多くあったと思うのですが、そこはあえて感情的に表現されなかったのがとてもいいと思いました。

鬼才と言われるビートたけしさんに苦労話は合わない気がするので…。

私が初めてテレビでビートたけしさんを見たのは、王子(?)の衣装を着て「コマネチ」の真似をする”タケちゃんマン”でした。(作中でも子供たちが真似ていましたね)

当時『8時だよ!全員集合』をクラスメートの誰もが喜んで見ていました。

しかし『オレたちひょうきん族』の放送が始まると、面白いと話題になりあっという間にクラスメートが『オレたちひょうきん族』に流れたのを覚えています。

あの頃のお笑い芸人は今と違って、言葉は悪いですが『下』に見られていました。

「人に笑われるんじゃない。笑わせるんだ。」と師匠のセリフにもありましたが、視聴者は大人も子供も『笑いを提供されてるんじゃなくて、笑ってやってる。』と思って見ていたのです。

時代が変化する中、衰えることなく常に第一線で活躍され、お笑い以外でも天才っぷりを発揮するビートたけしさん。

「バカだと思っていたお笑い芸人が、実はすごい人だった!」と興奮していた近所のおじいさんの言葉を思い出します。

絵を描けば評価され、手がける映画は暴力的なものから心を揺さぶられるほど感動する作品まであり、数々の賞を受賞される北野武さん。

映画の中でも、初のテレビ出演で過激すぎると禁止されたネタを、本番直前に変更して披露し、その後人気者になる様子が描かれていました。

天才って、心臓の強さと、選択と、時代を見る聡明さがあってこそなんだな、と思って観た映画でした。


フランス座 (文春e-book)

ナイツの土屋さんが出てるの気づかなかった

たけしさんの相方であり突っ込み担当のビートきよしさんの役を、ナイツの土屋さんが演じました。

土屋さんといえば、ナイツの突っ込み担当。

いつも眼鏡でスーツ姿の土屋さんを見馴れていたので、エンドロールが流れるまで気づかずびっくりしました。

どこかで聞いたことのある声だな、とは思っていましたが…。

土屋さんと言えば、街で歩いていても『ナイツ・土屋』と気づかれない。

「180cmくらいの眼鏡かけた人と歩いているとナイツと思われてしまう」と、塙さんが語るほど周りから気づかれない土屋さんです。

浅草キッドを観た土屋さんの知り合いが『浅草キッド凄い感動して、凄い泣きました。浅草芸人カッコ良いですね。凄いおススメですから観てください』と、土屋さん本人に送ってしまうほど!

土屋さんは監督の劇団ひとりが、プロの漫才師であること、浅草の匂いがあること、で起用を決めそんなに演技には期待していなかったそうですが、今はその演技力の高さを絶賛しています。

土屋さんもマルチな才能の持ち主。

これから俳優としても、活躍されるかも知れません。

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