この記事ではネットフリックスで配信のドラマ『転校生ナノ』のシーズン2 第6話解放のネタバレと感想を書いています。
※ネタバレなども多く含んでいるのでネタバレしたくない方は注意して読んでいただくようお願いします。
シーズン2第6話解放のネタバレ内容をまとめるとこちらです。
- 厳しく理不尽な校則で生徒たちを縛るパンタナウィタヤ高校
- 教師に都合の悪い生徒は反省室行きとなる
- ユリによって教師たちの寄付金の横領が明らかになる
- 立ち上がった生徒たちは自由を求めて暴動を起こす
それでは内容について詳しくご紹介していきます。
転校生ナノシーズン2 6話「解放」ネタバレ・あらすじ
反省室
厳しい校則で生徒たちを虐げているパンタナウィタヤ高校
転校初日ナノは、持ち物検査をすると言った教師に「検査は時代遅れでプライバシーの侵害だ」と教師に意見し、その後も校則で禁止されている真っ赤な口紅をつけ目立つ行動をとります。
隣の席のミエはそんなナノを心配し、反省室に閉じ込められている同じクラスの男子生徒ニウと女子生徒イェリーの話をします。
ある日授業でB先生の間違いを指摘したイェリーは、黒板消しを投げられてけがをします。その様子を動画で撮っていたニウは見つかり、2人まとめて反省室送りにされてしまいました。そして2日経った今も出てきていません。
ミエが話していると、A先生が現れます。
真っ赤な口紅をつけていたナノの口紅を取り上げ、校庭の真ん中に立って校則を全て暗記するように言いました。
ナノは素直に従うのですがやがて飽きてしまい校則の書かれた本を燃やしてしまいました。
そしてナノは反省室に送られてしまうことになりました。
校則を破るナノ

A先生はナノを反省室に連れて行き、中にいるイェリーに反省したかと尋ねます。
するとイェリーは反省したといいますが、ニウは納得がいかず学校をやめると言います。
A先生は、学校をやめるなら社会に不適合な人物として公表すると言い、公表すれば進学だけでなく就職にも不利になると脅し、ニウを無理やり反省させるのでした。
イェリー達と入れ替えで反省室に入れられたナノはすぐに抜け出してしまいます。
そしてそのたびに髪を染めたり舌にピアスをし、反省室に送られては抜けだし教師たちの手をわずらわせるのでした。
先生たちの不正
ある日ユリが転校してきて、規則は秩序を守る為にあると言い風紀委員長に志願します。
ユリはナノの扱い方に慣れていると言い、そして悪だくみをしている生徒の情報を集めたので彼らが実行する前に捕まえようと言います。
こうして不穏な動きをしている生徒を見つけ出したユリは、A先生の信頼を得て、ファイルを片付けるふりをして学校の不正を暴く書類をみつけだします。
書類には以下の事が書かれていました。
- 学校に多額の寄付金と基金が集まっておりそれを運営予算としていること
- 運営予算を使い外国人講師が配属されていること
- 運営予算を使いPCの設置をしたこと
など。
しかし実際はそれらは1つも存在しておらず、予算の行方も不明です。
ユリはこの書類を持ち出し、次の日ナノの机の上においておきます。
ナノはそれを大量にコピーし、ベランダからばらまこうとしたところをA先生に見つかり書類の取り合いとなります。
そこへ突然ユリが現れナノをベランダから突き落としてしまうのでした。
暴動
ユリは、ナノとA先生が書類を取り合っている時の動画を撮ったとA先生を脅し書類を手に入れました。
そしてその書類を校庭にばらまき、さらに動画も拡散しました。
ナノの死と教師たちの不正の証拠の書類をみた生徒達は怒り、暴動を起こし教師たちを捕まえます。
そして教師たちの罪を認めさせるために反省文を書かせ、それを公表することになりました。
ニウは反省文をA先生に書かせようとしましたが、A先生は反省文に「ただじゃ済まさない」と書いてニウを脅すのでした。
これに怒ったニウは理不尽な理由で反省室に送られ、その間水も食料も与えず何日も暗闇に閉じ込められたことについて全て書けと、A先生を押さえつけましたが誤って窒息させてしまうのでした。
解放
A先生の死に動揺した生徒たちは、ニウのせいだと言い争いになります。
そこへ現れた校長が銃を空に向けて発砲し、暴動をやめれば全てなかった事にすると言います。
あきらめて校長側につこうとする生徒たちにミエは必死であきらめるなと説得しますが、ニウまでもが武器を手放しあきらめようとするのでした。
校長は暴動の責任はユリの洗脳によるものだと言い、過ちを認めた生徒は忠誠心を証明するためにユリを排除しろとナイフを取り出します。
そして校長がニウにナイフを渡した時、4人のナノが現れるのでした。
校長はナノに銃を向けますが、ミエが自分たちにも武器があると言い携帯を取り出し、銃を向けている校長の動画を撮りライブ配信を始め、他の生徒たちもミエに続きます。
生徒たちのライブ配信に校長は諦めて銃を降ろし、生徒たちに取り押さえられるのでした。
ナノは校長、教師、ユリを反省室に閉じ込めたことによって、生徒たちは自由になりました。
「これからどうすればいい?」と聞くミエにナノは「次の行動を決めるのはあなたたちよ」と励まし、生徒たちは学校の門を開け外の世界へと歩いていきます。
転校生ナノシーズン2 6話「解放」登場人物
6話 タイトル:解放 | |
---|---|
ナノ | 理不尽な校則で虐げられている生徒たちを解放しようとする |
ミエ | 親切で優しいクラスメート。 |
ニウ | 正義感が強く、イェリーに対する暴力行為を許せずに抗ったが結局は脅されて押さえつけられてしまう |
イェリー | 授業中に先生のミスを指摘して怒らせ、ニウと共に反省室に入れられる |
校長と教員たち | 生徒たちを校則で縛り上げ、教員たちの都合のいい校則を作っている。寄付金を横領している。 |
ユリ | ナノのやり方は回りくどいと言い、A教師をだまして横領の証拠となる書類を手に入れる。 |
転校生ナノシーズン2 6話「解放」感想
4人のナノ
4人のナノが登場したところが1番の驚きの回でした。
ナノは反省室は自分では出られなかったという事でしょうか?
ユリは自分で出られたようですが…
- 1回目に反省室に閉じ込められた、口紅を塗ったナノ
- 2回目に反省室に閉じ込められた、緑にリボンを着けたナノ
- 3回目に反省室に閉じ込められた、髪を染め舌を切られたナノ
- 4回目に校舎から落ちたナノ
色の表現
このお話は縛られた学校生活を灰色で表現されていました。
転校初日、ナノが学校の門をくぐると今まで色鮮やかだった世界が灰色の世界へと変化しますが、自由になり学校の門から外にでても灰色の世界は元の鮮やかな色に戻ることはありませんでした。
なんだか、外の世界も結局は何かに縛られて生きていく運命と言われているようでした。
