こんにちは!
あなたがこのページを訪れたということは、建築CADオペレーターに興味があるけれど、私に向いているのかな?
と不安に思われたからでしょうか。
私も建築も建築CADも未経験から始めたので同じように不安を感じていました。
誰でも今までやった事のない仕事をしようとする時は不安を感じますよね(*^-^*)
そんな不安を解決すべく、どのような人が建築CADオペレーターに向いているのかということを私の経験を通じてお伝えしていきたいと思います。
CADオペレーターに向いている人は?
そもそもCADオペレーターに向き不向きってあるの?って思いませんか?
CADオペレーターというのは機械操作になるので、毎日毎日CADに触れて慣れてしまえば決して難しくないんです。
それでも向き不向きがあるなら、向いている人とはどんな人なのでしょうか。
1.パソコンの前に何時間も座って作業ができる人
あなたがもし、常に体を動かしていたいというよりは黙々と作業をするのが好き、もしくは得意ならCADオペレーターに向いているといえます。
未経験であろうと、CADを扱うのが初めてであろうと、このパソコンの前に何時間も座って作業ができるということがとても重要な要素です。
仕事も慣れてくると同じことの繰り返しになってきます。
時には飽きてしまい席を立ちたくなったりしてしまうことがあるかもしれませんが、ずっと席に座って納期を意識してスピーディに正確に作業をしなければいけません。
実際私が工務店の面接を受けたとき一番初めに質問されました。
「パソコンの前で何時間も座ってする仕事になりますが大丈夫ですか?」と。
未経験者で雇ってもらうために、「今から熱意を語らなくては!」と意気込んでいたところにこの質問でしたので少し驚いたことを覚えています…
それほど雇用側もパソコンの前に何時間も座って作業ができるという事を重視しているのだなと思いました。
2.作業を一つ一つ丁寧に集中して行える人
建築CADオペレーターの仕事は細かい作業になるので、一つ一つの作業を丁寧に集中しておこなわなくてはいけません。
いい加減に作業した時や集中が途切れた時にミスが起こりがちです。
初期の段階でミスに気付かずどんどん作業を進めていってしまうと間違いに気づき修正しようとしたときには多大な時間がかかってしまいます。
また納期があるため、焦るあまりミスがさらなるミスを呼んでしまいます。
納期が遅れると周りの方にも多大な迷惑をかけてしまいます。
私は、過去に納期の迫った物件で初期の段階でミスに気付かずに作業を進めてしまった為修正に多大な時間がかかってしまい周りの方に大迷惑をかけてしまった経験があります。
建築CADオペレーターは集中して作業を行い確認しながら次へ進む慎重さが必要になってきます。
3.コミュニケーションが取れる人
人見知りだからCADオペレーターっていいかも!って話を時々聞きませんか?
実は私自身、そう思っていました(汗)
でも実はコミュニケーションがとても必要なお仕事なんです!
渡されたラフ図面をCADに落とす時、少しでも疑問に感じた個所は質問していかないと、もし自分の解釈が違っていた時に後で大変なことになります。
また設計士さんや営業さんとの打ち合わせの多い仕事です。
流暢にしゃべる必要もありませんが、話す力と聞く力はある程度必要です。
また雇われた時も、例え会社は未経験OKだったとしても現場はとても忙しいのでゆっくり仕事を教えてくれる時間がないかもしれません。
そんな時に質問をするということは勇気がいることだと思います。
入社したらまず、教えて頂く為のコミュニケーション能力が必要になってきますよ!
4.建築が好きな人
建築が好きなら家の平面図を見たとき、自分だったらどんな風に暮らすのだろうと想像してわくわくしませんか?
建築CADオペレーターといっても、求められることが会社によって違います。
・図面修正だけを任される
・設計士さんの書いた手書きの図面のトレースを任される
・建築基準法を満たしているかを確認しながら図面を仕上げていくといった設計補助を任される
いずれの場合も建築に興味を持たないより興味をもって仕事をしたほうが断然楽しいと思います。
以前私は、自動車部品メーカーのCADオペレーターをしていたことがあります。
車に全く興味の私は自分が車のどこの部分を描いているのか全く分からないうえに興味を持つこともしませんでした。
その結果、ただ業務をこなすだけの毎日で、楽しくないし成長もしませんでした。
「この図面はなんて車のどの部分だろう?」
「それはどんな役割があるのだろう?」
もしあの時このような疑問を持ち興味を持って知ろうとしていれば完成して走っている車をみて感動したことでしょう。
CADオペレーターに向いていない人は?
それでは向いていないという人はどんなタイプの人でしょうか。
- 長時間座って黙々と行う仕事が苦手な人
- しゃべりながら仕事をしたい人
- おっちょこちょいの人
- 質問ができない人
- 計算が嫌いな人
ここに挙げたタイプの人が絶対に向いていないというわけではありません。
私もおしゃべりが大好きですし、おちょこちょいの上計算が苦手です。
ただ自分の弱点を知ってそこを特に注意し気を付ければなんとかやることも可能です。
例えば計算が苦手なら検算を2回行うとか、休憩中に思いっきり会話を楽しみ仕事中は集中するとか。
自分の得意不得意を知り、得意なところはスピードアップし苦手な個所は念入りに行うようにします。
自分の弱点を知っていれば、いろんな方法でカバーはできますよ。
まとめ
冒頭でもお伝えしたようにCADを操作すること自体は慣れてしまえばそれほど難しいことではありません。
向いている、向いていないとありますが、
大事なのはお客様の一生に一度の大きなお買い物に携わっているということをしっかり意識することです。
大変な部分も多くありますが、とてもやりがいのある仕事です。
未経験から初めてスキルアップし建築士の資格を取った同僚もいます。
あなたも興味があればぜひ挑戦してみてください!